比叡山・根本中堂の紅葉

比叡山・根本中堂の紅葉
<FUJIFILM GA645i + KODAK PORTRA 160VC>


比叡山・根本中堂の紅葉
<PENTAX K200D + DA18-55mmF3.5-5.6AL II>


上の2枚は同じ日に、同じような時間に、ほぼ同じ場所から撮りました。
1枚目はフィルムカメラで、黄色被り傾向のあるフィルムを使っています。
2枚目はデジタルカメラで、緑色被り傾向のある撮像素子が乗っています。

で、果たしてどちらが正しい絵なのでしょう...。


実際のところ、比叡山の奥にあたる『横川』は、この日紅葉の見頃を迎えて
いましたけれど、根本中堂のある『東塔』地域の紅葉は、3分~5分という
のがせいぜいで、1枚目ほど赤くも黄色くもありませんでした。
さりとて、2枚目ほど紅葉が進んでいないということも無かったように記憶は
しているのですが、正直なところ・・・良く覚えていません。
恐らく2枚目の方が、正解に近いのだろうとは思いますけれど、個人的には
どちらも正解・・・かな?
どちらが好きと聞かれたら、「1枚目の方かな・・・?」と答えると思いますけれど。

『写真』って、『真を写す』なんて書くものですから、正しいものを写さなければ
いけない、正しく写さなければいけない、写っているものは正しいのだ・・・と
普通は思うのでしょうが、それは妄想、幻想の世界の話です。

事実、過去の史実の証明として残されている写真にも、結構「捏造」「演出」が
あったようですし、実際に今回使ったデジタルカメラでもレンズを換えると色が
変わったり、レンズまでいかなくても、ちょっとフィルターをつけるだけで全く別物
の絵が簡単に出来上がってしまいますからね...。

ですから「どちらが正しく写っているか?」ではなくて、「どちらの絵が好きか?」
で、写真は選んだり見たりした方がいいと思いますよ。
ほんと、それがお薦めです。


あ、そうそう、英語の「PHOTOGRAPH」、日本語では「写真」と訳しますけれど、
元々は、その文字の通りに「光画」と訳されていたそうですよ。
つまりは「光の絵」ということです。ちょっと、豆知識。

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